Air Resort

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私たちにとって大切な空気。
私たちは呼吸し、空気に触れることで、
心地よさや清々しさ、健やかさを感じています。
私たちが暮らすための住まいは、
空気に満ちた空間です。
「エネルギアの家」は
快適で自由な住まいづくりを、
空気をデザインすることからはじめます。
健康で明るい毎日のために。
のびやかで充実した暮らしのために。

「おかえりなさい」と、気持ちのいい空気も迎えてくれました。

全館空調システム「エアリゾート」の
6つのこと

Point 1高気密・高断熱住宅をさらに
快適にする全館空調システム。

全館を24時間・365日、計画的に換気・冷暖房する「エアリゾート」。
高気密・高断熱住宅に設置することで、家全体の温度差を少なくし、快適な空間を実現。
湿度も最適に保たれるためカビやダニ、結露の発生を抑えます。
また、全館空調システムでありながら、部屋ごとにお好みの温度設定も可能です。

Point 21台の室内ユニットと
室外ユニットで
家全体を冷暖房
するセントラルダクト方式。

「エアリゾート」は1台の室内ユニット※1で発生させた冷温風を、ダクトにより各部屋に送るセントラルダクト方式。
各部屋からは廊下などを経由して、家の隅々まで冷温風を循環させます。
同時に冷暖房効率を妨げない熱交換換気を行いながら、新鮮な空気に入れ替えるシステムです。

■24時間全館換気冷暖房システム「エアリゾート」システムイメージ
(VAVシステムヒートポンプタイプ)
場所を取らない、室内・室外ユニット。
室内ユニットは場所を取らず、廊下の隅など、目立たないように設置することができます。
また、室外ユニットは2台で全館をカバーするため、各部屋にエアコンを設置した時のように場所を取ることはありません。
室内ユニット用外部給排気口も、外観に調和するデザインとなっています。
室内ユニット用外部給排気口
「エアリゾート」の室外ユニット
室内ユニット
各部屋はインテリアを活かせる、
すっきりとした空間に。
各部屋の中で見えるのは吹出口とコントローラーだけ。
吹出口は壁に埋め込まれているので、エアコンのように厚みもなく、目立ちません。
インテリアを自由に楽しみながら、すっきりとした空間で過ごすことができます。
吹出口
ルームコントローラー

Point 3家の隅々まで温度差が少なく、
体にやさしい。

適切な温度に保たれた空気が家全体をゆっくりと循環する「エアリゾート」。
吹出口のあるリビングや寝室はもちろんのこと、吹出口がない廊下やトイレまで、快適な空気が行き渡り、家の隅々まで快適です。居室と廊下、トイレ、洗面室などでの急激な温度差がないため、年間を通して体にかかる負担も少なく、高齢者の方にも安心です。

ヒートショック対策としても有効な
全館空調システム。

急激な温度変化による血圧の急変動などが身体に及ぼす衝撃のことをヒートショックといいます。
ヒートショックにより失神を起こし、ひどい場合には心筋梗塞などになることがあります。
年間交通事故死亡者数が約4,300人※1であるのに対してヒートショックに関連して不幸にも亡くなられたかたは約17,000人と推定されています※2。
また、ヒートショックは高齢者のかたが家の中で亡くなる原因の4分の1を占めています。
「エアリゾート」は居室と廊下および脱衣所の温度差を抑えることで、ヒートショックのリスクを軽減します。

■交通事故死亡者数とヒートショックによる死亡者数
年間死者数の比較(平成25年)

※1.平成27年中の交通事故死者数 - 一般財団法人 全日本交通安全協会

※2. 東京都健康長寿医療センター研究所(東京都老人総合研究所)による推計

(資料:慶應義塾大学伊香賀俊治研究室、安藤真太朗、海塩渉)

温かい部屋から無暖房の廊下や脱衣場に移動することによる、急激な温度変化が身体にとって大きな負担となっていることがわかります。

Point 4温度やタイマー、ON/OFFも、
部屋ごとに設定可能な個別空調。

全館空調システムでありながら、吹出口ごとに風量を制御できるVAV※3方式を採用。
各部屋に設置されたコントローラーで、温度調節やON/OFFのほか、タイマー設定も可能です。
部屋ごとにお好みの温度設定ができるため、季節や部屋の向きにかかわらず、ご家族一人ひとりにあわせた心地よさを実現できます。

※3.VAV(Variable Air Volume Control)は全館換気・冷暖房の送風のムダを抑える風量制御方式です。

ゾーン制御による
一般的な全館空調の場合
各ゾーンを冷房27℃に設定しても…

各室ごとに温度設定ができないため、日当たりの良い南側の部屋は室温が設定よりも高くなり、逆に北側の部屋では設定よりも冷え過ぎるなど、建物の中の温度にばらつきが生じてしまいます。

エアリゾート(当社)の場合
全室を冷房27℃に設定すると

各室ごとに温度設定が可能な「エアリゾート」なら、設定した温度になるように風量を制御するため、日当たりの良い南側の部屋や、日の当たらない北側の部屋、建物全体を設定温度にコントロールできます。

コントローラーのタイマー機能を使えば、おやすみ時とお目覚め時の室温調節もカンタンです。例えば冬、寝ている時は少し低めに、起きる30分位前に暖かくなるように設定すれば、寒い朝の起床も快適です。
また、夏の寝苦しい夜には、就寝後1~2時間位は少し低めに温度設定しておくと、ここちよく眠りにつくことができます。

Point 524時間換気で
新鮮な空気を取り込み、
花粉やハウスダストもカット。

住宅の気密性が高まるほど、常時換気が不可欠になります。「エアリゾート」は24時間換気で、外気に含まれる花粉などをカットして新鮮な空気を室内に取り込み、室内の汚れた空気を排出することで、いつでもきれいな空気環境を維持します。

屋外のホコリや花粉を室内に入れない。
■換気運転による粉塵濃度の変化

新鮮な空気を取り入れる際に、空気清浄フィルターと高性能除塵フィルターにより、花粉やホコリなど10μm以上の粒子を約97%取り除きます。
脱臭フィルターやPM2.5をカットするフィルターも、オプションでご用意しています。

自然な空気の流れで、室内にハウスダストも溜まりにくい。

「エアリゾート」の換気が生み出す空気の対流によって、チリやホコリなどが床に落ちるまでに屋外に排出されます。チリやホコリが床に溜まりにくく、赤ちゃんがハイハイしても安心。
さらに、建材や家具、衣類などから放出されるホルムアルデヒドなどの化学物質も、24時間換気で排出。
オプションでVOC※1除去フィルターもご用意しています。

※1.VOCとは揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds)の略称で、塗料、印刷インキ、接着剤、洗浄剤、ガソリン、シンナーなどに含まれるトルエン、キシレン、
酸エチルなどが代表的な物質です

■換気なしの空気対流イメージ
換気をしないとチリやホコリが寝ている間に落ちてきます。
■「エアリゾート」の空気対流イメージ
空気の流れにのってチリやホコリも落ちる前に換気されます。
フィルターも掃除機で簡単清掃。
■室内ユニット・換気ユニット内部の空気の流れ
  1. 冷暖房用熱交換機
  2. 空気清浄フィルターと
    脱臭フィルター※
  3. 高性能除塵フィルターと
    空気清浄フィルター
  4. 換気用熱交換機
    (ロスナイエレメント)
  5. 空気清浄フィルター
  6. 家中を循環したリターン空気
  7. 野外に排出される空気

※脱臭フィルターはオプションです。

「エアコンはフィルターのお掃除が大変」というイメージはありませんか。
「エアリゾート」は室内ユニットと換気ユニットに組み込まれた簡単に出し入れできる空気清浄フィルターを2週間に1回程度、掃除機がけするだけです。

最適な湿度でダニやカビの発生も抑制。

体はもちろん、住まいにとっても、部屋の空気の湿り過ぎや乾き過ぎは、よいことではありません。
「エアリゾート」は常時換気を計画的に行うことで、室内を40~60%の最適湿度に保ち、カビやダニ、結露の発生を抑えます。

■カビの発育と湿度

アレルギー性喘息や鼻炎を引き起こすカビの発生には温度や湿度などの諸条件がありますが、湿度80%以上で発生する湿性カビと湿度60%以上で発生する乾性カビに大別されます。
湿度を60%以下に抑えることで、ある程度、カビの発生を抑えることが可能です。

カビと同様に、バクテリアやウイルス、真菌、ダニなども、それぞれに発生する湿度範囲があります。逆に、これらが発生しにくい湿度範囲が健康にとって最適湿度範囲です。最適湿度範囲を保つことで、アトピー性皮膚炎の要因となるダニの発生を抑えることができます。
 

Point 6換気しながら温度や湿度を保つ
ロスのない全熱交換器を採用。

「エアリゾート」が採用する全熱交換型換気システムは、外気と室内の空気を入れ替える際に、それぞれの空気を幾度にも交差させて組み合わせた熱交換機を通すことで、温度とともに湿気の持っている熱エネルギーも移し替えます。
このため、室内の涼しさや暖かさを逃さないだけでなく、温度調整の点でも優れています。
温度の高い梅雨時や夏場は外気の余分な湿度をカット。冬は室内の適度な温度を維持し、過度の乾燥を防いでくれます。

■全熱交換の原理