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梅雨ってなぜ「梅」という漢字を使うのか?


こんにちは!タロウです。

雨が降る日ってテンション下がりますよね。

中国地方は5月15日ごろから梅雨に入り、例年だとこの天気が7月の下旬まで続きます。

ちなみに今年の梅雨入りは例年より3週間も早いとのことです。

1951年以降、2番目に早くなりました。

さて、「そもそも梅雨って何なんのか?」についてです。

「梅雨」はもともと「黴雨」だった?

梅雨(ばいう)は中国から伝わった言葉です。

もともとは雨が多く黴(かび)が生えやすい時期であることから、黴雨(ばいう)と呼ばれていたそうですが、黴の雨では漢字を見ただけでジメジメどんよりしてしまいますよね。

そこで、同音であり、この時期に旬を迎える梅の字を黴に代えて梅雨となり、伝えられたという説があります。

他にも、種類にもよりますが、早いもので5月下旬から、遅いものでも6月下旬には旬を迎える梅の熟す時期の雨ということで、梅雨と呼ばれており、そのまま伝えられたという説があります。

なぜ「つゆ」と読むのか?

梅雨の由来はわかりましたが、なぜ、日本では“つゆ”と読むようになったのでしょうか?

雨が多い時期であることから『露にぬれて湿っぽい』という意味を持つ「露けし」からとったとする説と、梅が熟して潰れる時期であることかや長雨により食べ物や衣類が傷んでしまう時期であることから「潰ゆ(ついゆ)」からとったとする説があります。

どちらもこの季節の特徴を表した由来ですね。

いかがでしたか?

梅雨が梅の実の時期であり、雨にまつわる読み方をあてて「つゆ」となったことがわかりますね。

ジメジメする季節ですが黴に負けず、梅のように爽やかに過ごしたいですね。